西武首位陥落　辻監督はリプレー検証の結果に不満「間違いなくセーフやろ。この1敗がどれだけ響くか」

パ・リーグ   西武2―5ロッテ （ 2022年8月24日    ZOZOマリン ）

＜ロ・西21＞7回無死一塁、森の打球を福田秀が好捕。そのままフェンスに激突し倒れ込みながらボールをトス。タッチアップした源田はアウト。野手・小川（撮影・長久保　豊）　
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　西武は終盤に競り負けて手痛い黒星で、首位陥落となった。辻監督は7回のリクエストによるリプレー検証の結果に納得がいかないようだった。

　場面は2―2。無死一塁で森が右翼への大飛球を放った。この当たりは福田秀の超ファインプレーに阻まれたが、福田秀が倒れ込んだのを見て一塁走者の源田がタッチアップで二塁を狙った。判定はアウト。辻監督はリクエストを要求したが、リプレー検証の結果、判定は変わらなかった。

　試合後、指揮官は「間違いなくセーフやろ。大事なところだからね。源田が言うんだから間違いないって」。セーフなら1死二塁となるところが、2死無走者に。チームは直後のその裏に勝ち越しを許した。

　「あれは大きい。こっちは必死にやっているわけだから。この1敗がどれだけ響くか分からないよ。ペナントを左右するかもしれない大事な試合。あれをアウトと言われたら。セーフだと思っている」と強い口調で話した。