夏の高校野球埼玉大会が開幕　3年ぶりに全チームでの入場行進

＜全国高校野球選手権　埼玉大会開会式＞　有観客で行われた埼玉大会開会式　（撮影・光山　貴大）
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　第104回全国高校野球選手権（8月6日から14日間、甲子園）の埼玉大会が8日、開幕した。県営大宮公園野球場で行われた開会式では、3年ぶりに全チームによる入場行進も行われ、前年優勝の浦和学院を先頭に、各校の選手はグラウンドを堂々を歩いた。

　選手宣誓を務めたふじみ野の後藤航雅主将は「私たちは3年ぶりにこの場所に集い、開会の時を迎えます。新型コロナウイルスにより、私たちの生活は大きく変わりました。しかし、野球への情熱や仲間との絆は変わらず個々にあります。現在、世界中の人々が先行きの見えない中で不安を抱えています。今こそ、勇気、感動、希望を与えるスポーツの力が求められています。心身共に健やかに野球ができる喜び、これまで支えてくれた全ての人への感謝を胸にプレーすることを誓います」と力強く宣誓した。