ヤクルト・マクガフ 月間2桁セーブ2度達成なるか? 残り3試合2セーブで8人目快挙

[ 2022年6月28日 05:30 ]

ヤクルトのマクガフ
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 首位を快走するヤクルトのマクガフが新たな勲章を狙う。今月は8試合に登板し8セーブ。残り3試合のうち2試合でセーブを挙げれば昨年6月(10セーブ)以来2度目の月間2桁セーブを達成する。月間2桁セーブは佐々木主浩(横浜)の97年8月の14セーブを筆頭に延べ33人いるが、2度以上は19年の松井裕(楽)以来8人目の快挙となる。

 さらにマクガフは5月31日ロッテ戦から9試合連続セーブ中で昨年6月の自己最多記録に並んでいる。自己記録を更新し10試合以上連続となれば球団では00、03年に12試合、06年に10試合の高津臣吾、15年に12試合のバーネットに次ぐ3人目。高津監督も持つ球団記録も射程圏に入ってくる。

 今週はともに自力優勝の可能性を残す広島、DeNAと対戦。広島戦は今季5試合で3セーブを挙げ、昨年5月21日から11試合連続無失点と好相性。DeNA戦も今季4セーブ1ホールドで打者17人に対し許した安打は宮崎の1本だけ。被打率・063とほぼ完璧に抑えている。ヤクルトは今月残り3試合に全て勝てば球団最多タイの月間19勝。早ければ29日にも優勝マジックが点灯する。歴史的な強さを支える守護神がどこまで数字を伸ばすか楽しみだ。(記録課・八田 朝尊)

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