ロッテ育成4位指名の村山は104キロの巨漢捕手 高校はZOZOマリンから2キロ あこがれは「アジャ」

[ 2021年10月21日 17:30 ]

地元ロッテから育成ドラフト4位で指名された体重104キロの村山(右)は幕張総合の校舎を、担当の小林スカウト(左)は約2キロしか離れていないZOZOマリンを指さす 
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 ロッテから育成ドラフトで4位指名された幕張総合の104キロの巨漢捕手・村山亮介(17)が「アジャ二世」を目指す。ZOZOマリンから徒歩約20分、約2キロの同校で21日、榎康弘チーフスカウト、担当の小林敦スカウトから指名あいさつを受けると緊張の面持ち。「地元で優勝争いしているチームに入れる実感が沸いてきました。まず支配下選手登録が目標」と目を輝かせた。

 同校は今夏の千葉大会2回戦敗退も、村山は高校通算38本塁打の長打力と遠投110メートルの強肩が武器。もちろん同校からは初のプロ野球選手だ。担当の小林スカウトは「チームの補強ポイントである打てる捕手に合致した。(本拠地の)近くにこんないい選手がいたなんて珍しいこと。成長して欲しい」と期待した。

 「学校から歩いて行ける」ZOZOマリンで計10試合ほど観戦した。「点が入った時とか、球場の一体感がすごい」と目を丸くしたという。あこがれは114キロのアジャこと井上晴哉内野手(32)だ。「打撃で自分が一番目標にしている選手です」。チームのドラフト1位は同じ捕手の松川虎生(18、市和歌山)だが「甲子園出場とか自分より経験はある。ライバル視というより、いろいろ聞きかながら成長したい」と意気込んでいた。

 ちなみに指名時の球団リリースでは「108キロ」と発表されたが「ウエートトレーニングで絞って104キロになりました」と笑っていた。

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2021年10月21日のニュース