柴田・谷木　延長10回153球5失点力投も力尽く　初出場で平塚監督は粘り称える

第93回選抜高校野球大会第5日第2試合　1回戦   柴田4ー5京都国際 （ 2021年3月24日    甲子園 ）

＜柴田・京都国際＞笑顔でバックに声をかける柴田・谷木（撮影・大森　寛明）
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　春夏通じて甲子園初出場だった柴田（宮城）は京都国際を上回る14安打を放ったが、4―5で競り負けた。平塚誠監督は「あと一歩のところまでやってくれた。これを糧に、守れて点が取れるチームにしたい」と選手たちの粘りを称えた。

　先発したエース右腕・谷木（やぎ）亮太は延長10回まで153球を投げ抜き、6安打5失点。「（勝ち越された10回は）先頭を四球で出してしまって流れを相手にやってしまった」と悔やんだが、最速135キロを10回に計測するなど、スタミナ面での成長を見せた。

　遠藤瑠祐玖（るうく）主将は「いろいろな方の支えがあってこそ。夏、絶対に戻ってきたい」。谷木も「夏までに球速を上げていきたい」と前を向いた。