熊本豪雨で実家被災…真颯館・植木、支援に感謝の適時打「全力でプレーして恩返しを」

北九州地区準々決勝   真颯館10―8北筑 （ 2020年7月30日    北九州市民 ）

先発出場した真颯館・植木
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　真颯館が北筑との打撃戦を制した。植木唯心（3年）は、五番・一塁で先発出場し6回、適時打を放ったあと交替した。

　植木は九州豪雨で甚大な被害を受けた熊本・錦町の出身。実家が被災。1階が浸水するなどした。植木の支援のため、生徒会が中心となり生徒、教職員から募金を募り、この日、植木の家族に渡された。

　植木は「協力してくれて本当にうれしい。感謝の気持ちで全力でプレーして恩返ししたい。本塁打を打ちたい」と善意に結果で応えるつもりだ。