巨人・戸郷が7回途中7K2失点 桑田真澄以来となる高卒2年目開幕ローテ 勝利投手の権利持って降板

[ 2020年6月23日 20:04 ]

セ・リーグ   巨人―広島 ( 2020年6月23日    東京D )

<巨・広>力投する戸郷(撮影・吉田 剛)
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 巨人の高卒2年目右腕・戸郷翔征投手(20)がチームの開幕4連勝がかかる広島戦(東京D)に先発登板。7回途中2失点の7奪三振と好投し、勝利投手の権利を持って降板した。

 巨人では1987年の桑田真澄以来33年ぶりとなる高卒2年目での開幕ローテーション入りを果たした戸郷。初回から150キロ台を連発し、ピレラ、安部の1、2番をともにスライダーで連続の空振り三振に仕留めるなど好発進を切ると、6回には代打・野間、ピレラ、安部を3者連続三振。

 3―1と2点リードで迎えた7回に先頭・西川に右翼上段へ叩き込まれるソロアーチを浴びて1点差に迫られると、2死から会沢に左前打された後で田中広をストレートの四球で歩かせ一、二塁のピンチ。ここで降板した。なお、リリーフした2番手・鍵谷が続く菊池涼を三ゴロに抑えてそれ以上の失点は許さなかった。

 戸郷の投球内容は6回2/3で打者25人に対して92球を投げ、4安打2失点。7三振を奪い、与えた四球は2つだった。 

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