藤浪 1日からダルに弟子入り 目標は体重10キロ増で100キロ超

[ 2016年12月1日 05:30 ]

ゴルフを楽しむ藤浪
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 阪神・藤浪晋太郎投手(22)が30日、1日から東京都内で行うダルビッシュ(レンジャーズ)、大谷(日本ハム)らとの合同自主トレへ向け、どん欲に知識を蓄え、技術面でも磨きをかけるべく意気込んだ。

 「この時期はトレーニングがメインになると思うので、トレーニングの知識なり、栄養学の知識なり勉強していきたい」

 超豪華な顔ぶれが出揃う願ってもない鍛錬の場に思いを巡らせ、表情は一段と引き締まった。今オフのメインテーマは筋肥大を中心とした体重増だ。卓越したウエートトレーニングの知識を持つダルビッシュの指導を仰ぎながら、体をいじめ抜き肉体改造に着手する。

 「例年より極端に増やしてみたい」と、食事量も大幅に変え、キャンプインまでの約2カ月間で10キロ増を視野に入れる。シーズン中は、92キロ~93キロで推移しており、プラン通りにいけばプロ入り初めて100キロの大台を超えることになる。

 日本ハム時代のダルビッシュも10年オフに、ウエートメニューの見直し、食事回数を増やすなどして10キロの増量に成功。体重100キロ台でシーズンに突入し、18勝をマークするなど、白星量産につなげた。藤浪も“ダルボディー”を手に入れ、不振に終わった今季からの巻き返しを期す。

 30日は吉川カントリー倶楽部で行われた球団行事「サンテレビゴルフ」に参加。同組でラウンドした金本監督も「ダルが声をかけてくれてね。体が変わればプレーも変わるというし、晋太郎もすごいものが出てくると思う」と進化を期待した。

 「技術的な部分も積極的に聞いていきたい。変化球をどんな感覚で投げてるかとかですね。(特定の球種でなく)話しの流れの中でいろいろ聞いていきたい。技術、コンディショニングの部分は、しっかり聞いていきたいですね」

 詳細な期間は明らかにされていないものの、1秒たりとも無駄できない日々を重ね、若きエースがグレードアップを遂げる。 (遠藤 礼)

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