アスリート街〜第2の人生〜

元競泳選手・堂下雅晴さん 家業継ぎ大豆使った商品開発に尽力

現在も仕事の傍ら水泳指導を続けている元競泳選手・堂下雅晴さん
Photo By スポニチ

 「水の世界」一筋だった堂下雅晴さん(58)に転機が訪れたのは43歳の時だった。競泳選手としてインターハイ、インカレに出場。大学卒業後は神奈川県のスイミングクラブでコーチを務め、何人もの教え子をオリンピックの舞台に送り込んだ。指導者として実績を積んでいた平成15年、クラブに福井校設立の計画が持ち上がり、福井県出身の堂下さんに白羽の矢が立った。

 故郷では父親が製粉業を営んでいた。スイミングクラブのコーチ業の合間に実家の仕事を手伝う日々が続いた。しかし、2年後にクラブが閉鎖。高齢の父親に代わって家業を継ぐことを決めた。

「第2の人生」をスタートさせた堂下さんは、大豆を使った商品開発に力を注いだ。生豆粉(まめのこ)を使った地元料理・呉汁(ごじる)のフリーズドライ化に成功。豆乳を使用したアイスクリームは低カロリーで後味がサッパリしていると好評だ。

 「苦しい時期もあったが選手で頑張った経験があるからこそ乗り切れたと思ってます」と話す堂下さんの表情は充実感に満ちている。

 ◆堂下 雅晴(どうした・まさはる)1958年(昭33年)福井県出身。福井商―日大で競泳部に所属しインカレなどで活躍。卒業後、神奈川県のスイミングクラブでコーチを務め、五輪選手を育成。43歳の時、地元に帰り家業の製粉業を継ぐ。

 ◇ごーる堂 地元料理・呉汁のフリーズドライ化や豆乳を使用した精進アイスなど健康にこだわった食品を製造、販売。土産店やスーパーのほか、通信販売でも購入できる。営業時間は午前9時〜午後5時、日曜定休。福井市畠中町28―6=(電)0776(97)2125=

[ 2016年12月27日 05:30 ]

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