PR:

稀勢の里V2。日本中が沸き返った日。

「大相撲春場所」で逆転優勝。国歌斉唱で感涙にむせぶ新横綱・稀勢の里(3月27日付1面)
Photo By スポニチ

 4月を迎え気温もグングン上昇、遅れていたサクラの便りが各地から届いています。近畿地方もちらほら咲き始め、満開は4月8日あたりと予想されています。あたりを見渡せば、こちらも例年より開花の遅いコブシが満開、真っ白なユキヤナギもそこかしこに咲き誇っています。今後は極端な冷え込みは少なく、サクラは順調に開花し各地の行楽地は大層賑わうことでしょう。定番の大阪城公園や万博公園もいいですが、京都府八幡市の背割堤(せわりてい)「八幡桜まつり」(4月1〜10日予定)、造幣局の通り抜け(4月11〜17日)もお勧めです。お花見の幹事となった皆様、速やかに情報入手の上、お早めの場所取りを心掛けて下さい。

 熱戦が続いた大相撲三月場所(大阪春場所)は新横綱・稀勢の里の優勝で大団円。この上ない形で幕を閉じました。荒れる春場所の通り、場所半ばに横綱・白鵬、大関・豪栄道が休場する中、新横綱が場所を盛り上げてくれました。初日から12連勝、一人勝ちっ放しという状況はそのまま全勝優勝を予感させました。ただ、勝負の世界はそんなに甘くはありません。ガラリ状況が一変したのは13日目の横綱・日馬富士戦でした。鋭い出足に圧倒された稀勢の里は一気に寄り倒され、土俵下にもんどり打って転げ落ちました。少々のけがでは表情を表に出さない稀勢の里ですが、この時ばかりは苦痛に顔をゆがめました。左の肩から胸を強打して救急車で病院直行、一時は翌日の出場も心配されました。痛みをこらえて強行出場した14日目でしたが、横綱・鶴竜になすすべもなく寄り切られました。

 そして迎えた千秋楽。星の差一つ追って、大関・照ノ富士との直接対決となりました。ケガもあり、大勢は照ノ富士有利の状況でした。本割は稀勢の里が立ち合いで左へ変わる注文相撲。大関に右前まわしを許したものの、右からの突き落としで勝ち優勝に望みをつなげました。13勝2敗で並んだ決定戦は、照ノ富士の出足に土俵際まで追い込まれましたが、『乾坤一擲』逆転の小手投げで勝ち、見事2度目の賜杯を手にしました。新横綱での優勝は22年前の貴乃花以来、過去8人目の快挙でした。この瞬間、土俵上には座布団が飛び交い館内は大歓声に包まれました。勝ち名乗りを受けながら感慨にふける新横綱・稀勢の里の姿に、大相撲ファンのみならず日本中が感動の渦に包まれた瞬間でした。母・裕美子さんが号泣しながら後に語った『近寄りがたい存在になった。私一人が独り占めするという訳にはいかなくなりました』のコメントに思わず胸が切なくなりました。その後、左上腕部筋損傷と診断された稀勢の里は4月からの春巡業を欠場、ケガの治療に専念します。五月場所で3場所連続優勝に挑む勇姿に期待しましょう。 (スポニチプラザ大阪総支配人・厨子雄二)

[ 2017年3月31日 05:30 ]

Webtools & Bookmarks

注目
アイテム

バックナンバー

注目アイテム

スポニチwikiランキング

      人気ニュースランキング(スポーツ)

      ※集計期間:12月17日08時〜09時

      » 続き

      【楽天】オススメアイテム
      クイックアクセス

      テニス

      ゴルフ

      大相撲

      Go!アスリート

      コラム

      ランニング企画