スポニチPLAZA便り

底知れぬ強さ 藤井聡太四段28連勝タイ

将棋最年少プロ棋士・藤井聡太四段の28連勝記録を伝える本紙号外
Photo By スポニチ

 気象庁から『梅雨入り』が発表されたあとも近畿地方は好天が続きました。ところが6月21日に一転、急な大雨に見舞われました。東に進んだ低気圧が南岸に停滞していた梅雨前線を刺激、暖かい湿り気のある空気をたっぷりと送り込みました。和歌山県白浜町日置川で1時間に87ミリの猛烈な雨が降り、古座川町西川では、降り始めからの1日で433.5ミリの降水量を記録しました。和歌山地方気象台によると、今回の降水量は6月1ヶ月間の平均雨量に匹敵するとのことです。この大雨により和歌山県各地で避難指示や避難勧告が出されましたが、幸い人的被害の報告はなかったようです。沖縄県地方には梅雨明け宣言が出されたようですが、日本列島はまだまだ雨の季節。今後の豪雨に十分な警戒をしましょう。

 将棋の最年少プロ棋士・藤井聡太四段(14)が6月21日の対局でプロデビュー以来の連勝を28に伸ばしました。この28連勝は、神谷広志八段(当時五段)が1987年に樹立して以来30年ぶりのタイ記録で、デビュー以来となると、もちろん初めての快挙です。大阪市福島区の関西将棋会館で行われたこの日の対局相手は若手実力者の澤田真吾六段。両者の対戦は藤井四段連勝中2回目で、前回は千日手で指し直したあと藤井四段が辛勝しました。評論家陣からは『負けていてもおかしくはない』と評された一戦でした。今回対局では、中盤で澤田六段がやや優勢の場面はありましたが、藤井四段が終盤一気に責め立て、99手で勝ちました。29連勝の新記録がかかる次戦は、6月26日に行われる竜王戦決勝トーナメント。相手は『東の天才』と謳われる増田康宏四段(19)です。一気に29連勝を飾り新記録達成となるのか注目の一戦となります。

 28連勝を達成した対局が来年1月から行われる第67期王将戦(スポーツニッポン新聞社主催)の1次予選を兼ねており、スポーツニッポン新聞社は日本将棋連盟、毎日放送、囲碁将棋チャンネルの協力の下、『緊急!大盤解説会』を開催しました。そのゲスト解説者が何と現在の王将位タイトルホルダーの久保利明九段ということで、会場には100人近いファンが詰めかけました。ファンもさることながら、注目の一戦にテレビ局、新聞社も殺到、にぎやかな取材合戦が繰り広げられました。久保王将は『中盤から終盤にかけては藤井四段が主導権を握り圧倒。快勝と言っていいでしょう』と藤井四段の記録達成を振り返りました。99手目で藤井四段の28連勝が決まると場内には大歓声がわき起こりました。スポニチはこの歴史的な快挙を速報する特別号外を発行、大阪駅周辺で配布しましたが、解説会が行われている会場内でも配布。来場者は思いがけないプレゼントに喜びの声を上げていました。達成後から翌日のテレビ番組、新聞に藤井聡太四段快挙のニュースが飛び交っていたのは言うまでもありません。(スポニチプラザ大阪総支配人・厨子雄二)

[ 2017年6月23日 13:30 ]

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