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世界から取り残されている日本の女子ゴルフ…今こそ何かの手を

優勝トロフィーを手に笑顔のイ・ボミ
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 やっぱりなあ、というのが率直な感想だ。前年比、マイナス241人。2日目が雨天だったことを思えば、昨年とほぼ変わりがなかったと言っていいだろう。

 何かと言えば、8月19日から21日まで開催の女子ゴルフ・CATレディース。昨年は3日間の総入場者数1万1285人で、今年は1万1044人だった。17日から20日までリオデジャネイロ五輪が開催していたにもかかわらずだ。

 以前から疑問はあった。海外メジャー5つの内、ANAインスピレーションと全英リコー女子オープンは日本ツアーの賞金ランキング上位者に出場権が与えられる。ほか3つは世界ランキングで30位から50位までが適用されるケースが多いため、日本のトップ選手であれば全メジャーに出場することも可能だ。だが、幸か不幸か日本の女子ツアーはほぼ毎週開催される。だから、海外に参戦するとなると最低1週、移動を考えれば2週間は欠場を強いられる。男子と違い、海外メジャーでの賞金は加算されないため、賞金女王を狙う選手だと、てんびんにかけた結果、海外メジャーの出場権を持っていながら破棄し、日本ツアーに専念するのが最近の傾向だ。

 ただ、今回は男子よりさらに長い116年ぶりの復活となった五輪。米ツアーや欧州ツアーのようにオープンウイークにしてもいいのに、やはり、しなかった。周辺を取材する限り、日本女子プロゴルフ協会から大会主催社へ五輪に配慮しての開催延期(と言っても、延期する空き週がないのが現状だが)を提案、あるいは議論した形跡もないし、またその逆もない。

 ギャラリー数で前年から相当数減ったとなれば、今後の課題となり得るが、結果、そんなことはなかった。世界ランク上位者がずらりと参戦した五輪が開催されようと、日本の女子ゴルフファンの興味がそがれるようなことは全くなかった訳だ。

 ガラパゴス化――。そんな言葉が思い浮かぶ。容姿ばかりがクローズアップされる日本の女子ゴルフ。12年の宮里藍以降、米ツアーで勝利したのは日本のLPGA会員ではない宮里美香、野村敏京。それが示すように世界からどんどん取り残されている。盛況な今こそ、大会数を増やすだけではない、何かの手を打つべきだ。

[ 2016年9月8日 05:30 ]

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