PR:

予選落ちでも応援したくなる“持ち味”

全米オープンでインタビューを受ける谷口徹。左手にはペプシコーラが…
Photo By スポニチ

 賛否両論の「否」も理解する。でも、実際にタフな戦いに挑んだ姿と発言を見聞きすると私の思いは圧倒的に「賛」へと傾く。

 日本で5月下旬に行われた全米オープンの最終予選。48歳の谷口徹が10度目の全米オープン出場権を勝ち取った。なぜ、予選会に挑戦するのか? その問いに谷口は「だって、通っちゃうから」と答えた。

 「谷口さんの距離では(全米オープンでは)届かないのに」

 「予選を通るのは絶対、無理なのに」

 そんな声がささやかれながら、1日36ホールの長丁場を戦い抜いたのは事実。10度目の舞台に挑戦した。

 さて全米オープン。午後スタートだった初日は待ちぼうけを食らいながら結局プレーできず、2日目に炎天下の中、36ホールを回った。結果、第1、2ラウンドともに78。1Wの飛距離は平均で259・1ヤードと散々だった。さぞ疲れているだろうと思いきや、谷口はキャディーに最終ホールで「オレ、振れてきたわ。めっちゃ、いいスイングしてるやろ?」と言い、「あとハーフは回れる」と豪語したという。我々の前でも「意外と体力は大丈夫だった」とコメントした。

 もちろん、スコアに対しては反省のオンパレードだった。日本の速さとは違うグリーンの速さ、セカンドショットのバリエーション、精度…課題を羅列。「こういう世界は結果。もっとゴルフをがんばらないといけないと思った。トレーニングも、練習もやってきたつもりだったけれどまだまだ」と猛省した。

 体脂肪率28%だった谷口は昨年からアスリートが通うジムでトレーニングを開始した。今大会でも積極的に外国人選手と練習ラウンドを実施。「ホンマ勉強になるわ」としきりに感心していた。尽きることない向上心を見せつけられるたび、10回中8度目の予選落ちでも応援したくなる。

 ただひとつ、気になったのはホールアウト後、ごくりとおいしそうに飲んでいたのがペプシコーラだったこと。このアンバランスというか、矛盾というか…。それも彼の持ち味だ。

[ 2016年7月7日 05:30 ]

Webtools & Bookmarks

注目
アイテム

バックナンバー

注目アイテム

スポニチwikiランキング

      人気ニュースランキング(スポーツ)

      ※集計期間:12月11日19時〜20時

      » 続き

      【楽天】オススメアイテム
      クイックアクセス

      テニス

      ゴルフ

      大相撲

      Go!アスリート

      コラム

      ランニング企画