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失格の鬼頭桜には競技規則の熟読を望む

<スタジオアリス女子OP第2日>1番ホール、ティーショットの打球を見つめる鬼頭桜。前日のスタートホールのボールの処置ミスのため1日遅れで失格
Photo By スポニチ

 「恥ずかしい」ではなく「悔しい」と言った。4月にあった女子ツアーのスタジオアリス女子オープン。初日、67をマークし、自己最高位の2位発進をしたはずだった鬼頭桜が翌日の第2日プレー終了後、1日遅れで失格となった。

 「すごい悔しい。ルールを知らなかった自分が悔しい」

 文字通り、ぶ然とした表情で彼女は言った。しかも指摘されたルールについては「気にしたこともなかった」とも。それを聞いたこちらは、あ然とした。

 失格の理由はこうだ。スタートホールの10番パー5でピンまで20ヤードの第3打を直接放り込んだ。ところがボールは旗竿とカップの間に挟まり、ボールがカップから顔を出していた。にもかかわらず、それを引き上げ、悠々と次のホールへと向かいプレーを続けた。本来、ボール全体がカップのふちより下にある状態がカップイン。だから、チップインなどでボールが旗竿との間に挟まった際、旗竿を揺らしてからボールを取り上げる。アマチュアゴルファーでも知っている当然のことをプロゴルファーが知らなかったというのだ。

 言うまでもなく、ゴルフの審判は自分自身。一番責められるべきは鬼頭だが、同伴競技者にも疑問を投げかけたい。同組だった2人はともに鬼頭のルール違反を認識していたという。そのうちの一人、アマチュア選手は「あれっと思ったんですけれど、さすがに言えなくて…」と言った。もし、次のホールのティーショットを打つまでに指摘していれば、鬼頭は1打の罰、つまりイーグルではなくバーディーに修正しプレーを続行できた。LPGAは2人に対しても注意したというが、外部からの指摘がなかった場合、2人はもやもやを一生抱えるつもりだったのだろうか。

 そう言えば、鬼頭は心機一転、臨む今季、嫌いだった読書にも積極的に取り組んだという。ならば、この機会にぜひ、競技規則や裁定集を熟読してほしい。そして次に好スコアを出して取材を受けたならば、今回の失敗を自ら話題に挙げ、「プロとして恥ずかしいことをしました」と言うべきだ。ルールを知らないことは「悔しい」ではなく、「恥ずかしい」ことなのだから。

[ 2016年5月5日 05:30 ]

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