PR:

さくらには当てはまらない“女子ゴルフ30歳定年説”

 女子アナウンサーには30歳定年説というものがあるらしい。真偽はともかく、それと似た風潮を女子ゴルフに感じる。賞金シード50人の平均年齢は2006年に初めて30歳を切り、今年は27・1歳。初めてシードを獲得した10人の平均年齢は23・5歳だった。以上の事実と勝手な思い込みがあったからか。

 横峯さくらの発言に驚いた。10月に日本ツアーに参戦した時だ。「ゴルフ人生の中で今が一番悪いけれど、楽しいです。やる気はすごいあるんですよ」。日本ツアー通算23勝で2009年の賞金女王も31歳。15年から米ツアーに参戦したが、芳しい結果を残せていない。同年齢でジュニア時代からしのぎを削った宮里藍さんは引退した。自分の引き際を考えているだろうと思い、問いかけたら、明確に否定された。しかも、語気強く、そして明るく。

 父との二人三脚でプロになった横峯は、多少の語弊はあるが一家を背負っていた。食事は栄養士が用意した物をキャンピングカーで済ませ、コース外でプロ仲間と交流することはほぼなかった。ゴルフを続ける理由の一つに家族の存在もあっただろう。十分、その役割を果たし、海を渡ったのだから、自分が納得すればいつ第一線から退いてもおかしくないと思っていた。事実、彼女はそれを認めた上で、「今は私自身のためにゴルフをやっている。それがアメリカに行って一番変わったこと」だと明かした。

 意外にも米国ではいろんな選手と話し、食事にも行っているという。「クリスティー・カーさんは子どもがいても第一線で活躍しているし、私より年上の人がたくさんいる。この年齢で見えてきたものがある」。来季の出場を懸けた米ツアーの最終予選会は45位に終わり、来季の出場は限られるが、これまで見たことのなかった生き生きとした様子がうれしい。年齢は関係ない。女子ゴルフ界に30歳定年説はあるようで、ない。

[ 2017年12月7日 17:33 ]

Webtools & Bookmarks

注目
アイテム

バックナンバー

注目アイテム

スポニチwikiランキング

      人気ニュースランキング(スポーツ)

      ※集計期間:12月14日23時〜00時

      » 続き

      【楽天】オススメアイテム
      クイックアクセス

      テニス

      ゴルフ

      大相撲

      Go!アスリート

      コラム

      ランニング企画