康本園子の取材メモ ソノココロは?

変革導くか「7人のセットアッパー」

昨年12月、日立3ツアーズ選手権で優勝を果たし、記念写真に納まる青木功会長(左上)
Photo By 共同

 名付けるなら7人の侍か―。いや、それは大げさ過ぎる。しかも実質6人だ。でも6人だとしっくりこないし…。

 何てことはない。日本ゴルフツアー機構のちょっとした取り組みを紹介したい。昨季途中から、数年前までバリバリだった現役選手で、コースセッティングにも精通している6選手が「コースセッティングアドバイザー」として活動している。

 渡辺司、桑原克典、佐藤信人、細川和彦、田中秀道、田島創志の6人だ。いずれも日本ツアーで勝利を挙げており、現在は名解説者として知られている選手もいる。

 本来コースセッティングは各ツアーを担当する競技ディレクターとコース側が話し合い、ラフの長さやフェアウエーの広さを決めたり、ロングホールをミドルホールに変えたりなど、その年の気象条件も鑑みて決定。試合が始まれば、天候を考慮しながらホールロケーション(ピンを切る位置)を決めている。その一端を、選手目線で語れる選手にも託そうというもので、昨季から会長に就いた青木功が提案したそうだ。

 ただ、悲しいかな、彼らの存在は一般の方にほぼ知られていない。というのも、コースを改造するのは一朝一夕ではできないからだ。1年、あるいはそれ以上かけて行われるのが通常。だから昨季、しかも途中から始めてもできることは限られている。それでも、マイナビABC選手権ではパー4だった6番(567ヤード)が田中秀道の提案により本来のパー5に戻された。ほかにも2日間にわたりプレーオフが行われたホンマ・ツアーワールド・カップでは9ホール目に青木会長がカップを切る位置を決め、ようやく決着した、なんてこともあった。

 評価の対象となりやすい試合数では26試合と昨年と変わらない。だからと言って、男子ツアーが何も変わっていないとも言いたくない。少しずつ変わろうとしている。これまで御法度だったツアー会場内での写真撮影もファンとの交流を深めるため、一部で認めようとする動きもあるという。

 では、冒頭の話に戻る。6人に+青木会長ということで7人は認めて欲しい。そして侍ではなく、「7人のセットアッパー」でいかがでしょうか。今季、ファンが楽しめるような彼らの活躍を期待したい。

[ 2017年2月3日 05:30 ]

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