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ささきしょうこ 同期優勝一番乗りも…目標は“レジェンド”岡本綾子

宝塚高原GCの練習場で練習をするささきしょうこ 
Photo By スポニチ

 昨夏のプロテスト合格からちょうど1年、同期23人の中で優勝一番乗りを果たした。しかも弱冠20歳。などと記すと、エリート街道まっしぐらのように誤解されてもおかしくない。が、ささきほどマイウエーを貫いたゴルファーは近年では珍しいかもしれない。

 加古川市出身だったささきは8歳の時に青木功のゴルフ殿堂入りのビデオを見たことをきっかけにゴルフを始めた。当時通っていたゴルフ場で師匠の岡本昭重氏に紹介を受け、通ったのが兵庫県宝塚市にあるゴルフ場「宝塚高原GC」と川辺郡にあるゴルフ練習場「アリスGC」だ。普通なら、自宅から両親の助けを借りながら通うのだが、ささき一家は違った。父・修治さんは仕事を辞め、自宅を売却。ゴルフ場に住み込み、夫婦そろって働いた。

 こうなると、少女はゴルフに打ち込むしかない。「雨なら屋根のある練習場所もあったし、8時間、ずっと打っていたこともありました」。宝塚高原GCは一般の客がスタートした後なら自由に回らせてくれたそうで、練習場ではラウンドボールを使えるのも魅力だった。アリスGCではジュニア限定で90分1000円の打ち放題コースがあった。「何球でも打てたからアプローチをしたり、バンカーをしたり…」と存分にゴルフと向き合えた。「小学生の頃からプロになるまで。そして今も時々お世話になっています。この2カ所は私にとっては欠かせない場所」と言うのも納得だ。

 ジュニアの大会への出場はあえて少なく、男子プロの地区オープンなどで腕を磨いたのもささき流。プロテストにも一発合格を果たし、実質デビュー年の今季も春先に300万円余り稼いだ。順調なスタートだったが熊本地震がルーキーに微妙な陰を落とした。「何が起きてもおかしくない。シードを獲るためには絶対に予選を通らなきゃ」。自身にプレッシャーをかけるとスイングも変調を来し、5月中旬からは4試合連続で予選落ち。「考え方もスイングもマネジメントもすべて変えて、ようやく自信が持てるようになった」と語っていた矢先の優勝だった。もちろん満足はしていない。だって目標とする人はレジェンド、岡本綾子なのだから。

 ◆ささき しょうこ 1996年(平8)6月8日生まれ、兵庫県加古川市出身の20歳。8歳でプロゴルファーを志し、11年の日本ジュニア(12~14歳)の部優勝。クラーク高卒。15年のプロテスト合格を機に佐々木笙子から登録名を変更。7月の大東建託・いい部屋ネットレディースで優勝。1メートル70、65キロ。

[ 2016年8月18日 05:30 ]

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