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ゴルフニュース 2007年2月

藍自己ベストタイ 手応え3位

ホールアウトし、子どもからレイを受け取った宮里は笑顔を見せる
Photo By スポニチ

 米女子ゴルフツアーの今季第2戦、フィールズ・オープンは24日、カポレイ(米ハワイ州)のコオリナGC(パー72)で第2ラウンドの残りと最終ラウンドを行い、注目の宮里藍(21)は米ツアー本格参戦後の自己ベストタイとなる3位でフィニッシュした。日没サスペンデッドになった残り4ホールを含め22ホールの長丁場だったが、第2ラウンドを68でまとめると、最終ラウンドもボギーなしの66とチャージをかけ、通算11アンダーでトップに3打差まで猛追した。首位からスタートしたステイシー・プラマナスド(27=米国)が通算14アンダーでツアー2勝目を挙げた。

 西日が宮里の笑顔を明るく照らした。18番パー4。グリーン手前バンカーからの第3打を「最後はパー以下で上がりたかった」と気迫を込めてピン手前1メートルに寄せた。これを沈めて米国開催の米ツアー競技で初の最終日ノーボギーをマーク、さらに米国開催競技自己ベストタイの66で昨年の全米プロと同じ3位でフィニッシュした。

 午前中に第2ラウンドを終え10位でスタートした最終ラウンド。1番で第1打を右のバンカーに入れながらも、カラーから下りの難しい6メートルのバーディーパットをねじ込んで勢いに乗った。「トップ5に残るには5つはスコアを伸ばさないといけないと思っていた」。昨年はトップ10以内で迎えた最終日にいずれも順位を落とし、優勝のチャンスを逃した。それが米ツアー本格参戦2年目の今年は違った。

 「これだけ淡々とできたのは去年の収穫。あとはきょうのゴルフが最終組になった時でもできるかどうか」

 地道なトレーニングの成果が出た。昨年、米ツアーの開幕を迎えたハワイで見た光景が今でも忘れられない。その頃、宮里は鎌田貴トレーナー(44)の指導で肉体強化のトレーニングを始めたばかりだった。指示されたメニューをこなすため早朝ホテルのジムに向かった。誰もまだいないだろうと思って扉を開けると、美人プロとして人気の高いガルビスが既に汗を流していたのだ。鎌田氏は「そんな朝早くからトレーニングをしていたのは日本では藍ちゃんくらいだった。でも米国ではそれがスタンダード。それを知って、自分も負けないようにとあらためて感じたようです」と振り返る。

 米ツアー初Vを目標に掲げた今オフは鎌田氏らとハワイで合宿。全身の持久力を高めるための40分間のランニング・マシンを中心に、バーベルを担いでの筋力トレーニングなどを重ねてきた。この日も午前7時30分スタートだったが、午前3時すぎに起床し、いつものようにランニングをして体のリズムを整えた。

 開幕戦で不振だったパットは復調し、今大会は3パットが1回もなかった。それでも「短いパットを外したところがあった。それが入れば優勝に近づける」と反省を忘れない。「勝つ時は決まってると思うので自分は準備をするだけ。その時が来れば流れに乗れる」。2年目の成長を示して、宮里の中には確かな手応えが残った。

 ≪今週は一時帰国≫宮里は今週一時帰国し、地元沖縄で開催される国内開幕戦のダイキンオーキッド・レディース(2〜4日、琉球GC)に2年ぶりに出場する。その後は再び米国に戻り、セーフウエー国際(22〜25日)に参戦し今季メジャー第1戦のクラフト・ナビスコ選手権(29日〜4月1日)に挑む。

[ 2007年02月26日 21:42]

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