小田凱人は準V 4大大会史上最年少優勝はお預け 全豪OP車いすテニス男子シングルス

[ 2023年1月28日 15:54 ]

テニス全豪オープン第13日 ( 2023年1月28日    メルボルン )

準優勝の小田凱人のプレー(AP)
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 車いすの部の男子シングルス決勝で第3シードの小田凱人(16=東海理化)が第1シードのアルフィー・ヒューエット(25=英国)に3―6、1―6。22日に現役引退を表明した国枝慎吾氏(38)の後継者と期待される逸材。4大大会4度目の出場で初めて決勝に駒を進めたが、6度の4大大会制覇を誇る世界1位のヒューエットに屈した。

 第1セットは第4ゲームで先にブレークに成功したが、第5ゲームから5ゲーム連続で落とした。第2セットは第4、第6ゲームでブレークを許して、試合時間1時間9分で完敗。ヒューエットとの対戦成績は1勝5敗となった。

 昨年11月にシングルスの年間成績上位8人で争うツアー最終戦NECマスターズ(オランダ・オス開催)を史上最年少で制した。4大大会の最年少優勝は17年全仏オープンでヒューエットが記録した19歳で、小田は今大会前に「最年少記録をどんどん更新したい。16歳でグランドスラムを獲る」と宣言。5月8日に17歳の誕生日を迎えるため、今大会がラストチャンスだったが、公約は果たせなかった。

 ◆全豪オープンテニスはWOWOWで全日生放送。WOWOWオンデマンドでは全コートライブ配信

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