渋野　1カ月半ぶり日本ツアー「予選突破は最低限」隔離期間はアニメ“転スラ”でリラックス

練習ラウンドでティーショットを放つ渋野日向子（撮影・西尾　大助）
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　女子ゴルフ21年メジャー第2戦の日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯は9日、茨城県静ヒルズCCで開幕する。英国遠征後の隔離期間を経て約1カ月半ぶりの日本ツアー復帰となる渋野日向子（22＝サントリー）が8日、18ホールを回って最終調整し「調整不足かなと思うけど、しっかり4日間戦えるよう、予選は最低限通れるようにしたい」と足元を見つめた。

　8月のAIG全英女子オープンでは一時首位に立つなど34位で「ボロも出たけど、ちょっとずつ前に進めている」。帰国後2週間の隔離で大半を過ごした岡山の実家では、庭に父が手作りした「鳥かご」と呼ばれる練習施設でスイングを確認。練習やトレーニングを最優先としながら、合間には「アニメを2日間で全部見ちゃいました。“転生したらスライムだった件”です」とリラックスした時間も過ごせたようだ。

　11月末から行われる来季米ツアー出場権を懸けた予選会までは日本ツアーに専念する方針。「いろんなことを試して、挑戦して、結果も残せるように頑張りたい」と力を込めた。