ソフトボール 日本3発8点コールド発進!上野は5回途中1失点で勝利投手に 東京五輪の最初の競技で

[ 2021年7月21日 10:41 ]

東京五輪 ソフトボール1次リーグ   日本8ー1オーストラリア ( 2021年7月21日    福島県営あづま )

<日本・オーストラリア>力投する上野(撮影・会津 智海)
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 東京五輪が開会式に先がけて21日に始まり、ソフトボール1次リーグでは08年北京五輪金メダルの日本が全競技のトップをきってオーストラリアと対戦。8-1で5回コールド勝ちを収め、“連覇”に向けて好発進した。22日にはメキシコと対戦する。

 
 日本が金メダルを獲得した08年北京以来、3大会ぶりに五輪に復活したソフトボール。打線は、1点を追う初回2死二塁に山本優(32=ビックカメラ高崎)が先発左腕・カイア・パーナビー(30)から右前適時打を放ち同点。3回には内藤実穂(27=ビックカメラ高崎)の中越え2ランで勝ち越し。4回無死一塁では藤田倭(30=ビックカメラ高崎)の左越え2ラン、なおも1死一、三塁で原田のどか(29=太陽誘電)が2番手右腕・タルニ・ステプトー(21)から中犠飛を放ち加点した。さらに5回無死一塁で山本に中越えの2ランが出てコールドゲームとなった。

 投げては過去2大会でも開幕投手を務め、オーストラリアと対戦していた上野由岐子(38=ビックカメラ高崎)が先発。初回、先頭ミシェル・コックス(30)に投前内野安打を許し、なおも1死から四球と連続死球を与え、押し出しで先制を許したが、後続を断った。2回は3者凡退。3回は1安打を許したが後続を断った。4回も3者凡退。5回1死から四球を与えたところで2番手・後藤 希友(20=トヨタ自動車)にスイッチした。2番手の後藤は2死かに死球と四球で満塁としたが、チェルシー・フォーキン(32)を三振に仕留め無失点に切り抜けた。上野は4回1/3、2安打1失点、4四死球も7三振を奪う力投で勝利投手となった。

 本大会は6チームが出場。1回戦総当たりのリーグ戦をし、1、2位が27日に決勝戦(横浜スタジアム)。3、4位が同日に3位決定戦をする。

 ▼日本・宇津木麗華監督 ほっとしました。ちょっと心配してましたけれども。初回慌てて失点してしまい。まあ良かったと思います。最初ちょっと緊張してました。なるべく優しい言葉とかかけてたんですけど。上野で勝ってオリンピックではエースとして締めていってほしいなと思ってます。今まで試合やっていない分は考えすぎたなという感じがしますけど、いいと思います。(長打力が生きた)明日もあるので良かったと思います。(東京五輪全競技で白星スタートを切った)最高ですね。嬉しいですね。日本代表団でいいスタートが切れて良かったです。

 

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