橋本聖子会長 五輪への支持率低下の声に「安心につながっていない現状が不安を抱いている」

[ 2021年7月20日 18:53 ]

東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長
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 東京五輪・パラリンピック組織委員会は20日、都内で記者会見を開いた。五輪への国民の支持率が下がっていることについて、橋本聖子会長は「あと3日に迫った東京大会の開会式。ここに来て、支持率が少し落ちてしまっているという思いはある。なぜそうなったのかは私なりに承知している」と語った。

 選手村では新型コロナ感染者が相次ぎ、安心安全を標榜した大会の目標は早くも崩れつつある。橋本会長は「しっかりとした検査態勢を整え、バブルを作り、国民の皆さんに安心していただけるように、まずは安全であることを構築しようとしてきた」とした上で「心配されていたように、まったく感染者0に抑えられていないことに、とくに最近はこれで大丈夫かと。安全であったプレーブックが安心につながっていない現状が不安を抱いていると思う」と現状認識を示していた。

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2021年7月20日のニュース