森喜朗会長 ビデオメッセージで言い間違い 宮城県を「宮崎県」

[ 2020年3月19日 19:04 ]

森喜朗氏
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 東京五輪の聖火引き継ぎ式が19日、ギリシャ・アテネのパナシナイコ競技場で開かれた。新型コロナウイルス対策として無観客で実施され、ギリシャ政府による入国制限のため日本側からの参加もなくなり、式典の規模は大幅に縮小された。

 出席を断念した東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長、柔道男子五輪3連覇の野村忠宏氏、レスリング女子五輪3連覇の吉田沙保里さんは、それぞれビデオでメッセージを発信。しかし、森会長は「日本では、本日この式典に参加するはずでありましたアテネオリンピックの金メダリスト、野村忠宏、吉田沙保里両名が、宮城県松島基地で聖火をいただくことになっており…」のくだりで、「宮城県」を「宮崎県」と間違えるミス。ビデオメッセージは18日に収録されたもので、撮り直すことができなかったという。ただし、画面に映った英訳では「Miyagi」と訂正されていた。

 森会長は式典を縮小しながらも聖火が日本へ運ばれることになったことへの感謝を述べた上で、「7月24日、東京の新しい国立競技場に必ずこの聖火がともされることをお誓い申し上げます」と予定どおりの五輪開催を強調した。

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2020年3月19日のニュース