石川遼、国内メジャー初優勝!36H最終日 死闘POで決着 伝説の15歳V再現

[ 2019年7月7日 17:39 ]

ゴルフの日本プロ選手権で優勝し、トロフィーを手に大喜びの石川遼
Photo By 共同

 男子ゴルフのメジャー第2戦となる日本プロ選手権は7日、鹿児島県のいぶすきGCで第3ラウンドと最終ラウンドが行われ、首位タイからスタートした石川遼(27=CASIO)が、通算13アンダーで並んだハン・ジュンゴンとのプレーオフを1ホール目で制し、16年以来となる通算15勝目を自身初のメジャー制覇で飾った。

 九州地方を中心とした大雨の影響で開幕が1日遅れたため、7日に36ホールを実施。首位タイから出た第3ラウンドを1オーバーの71で回り、首位と4打差の通算9アンダー、6位でホールアウト。最終ラウンドで5バーディー、1ボギーの66で回り、通算13アンダーとして黄重坤とのプレーオフに突入した。

 プレーオフは18番パー5の繰り返し。石川はティーショットをフェアウエーに置くと、第2打をピン左奥5メートル強につけた。まずは黄重坤がイーグルパットを外す。続く石川が5メートルのイーグルパットをねじ込んで決着をつけた。両手でバンザイし、右拳を握り派手なガッツポーズ。優勝インタビューでは「夢かと思うくらい遠く感じていた。みなさんの応援のおかげで勝てました」と目を赤くした。

 石川にとってツアーでの最終日2ラウンド決戦は、初優勝した07年マンシングウェアKSBカップ以来で、12年後、同じドラマを再現してみせた。日本タイトルは獲得しているが、メジャーは未勝利で「日本のメジャーを全部勝つのが目標」と話していた。復活Vを日本最古のメジャーというビッグタイトルで飾った。

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