高橋大輔 世界再挑戦を表明「今シーズンは制限を設けていない」 昨季は全日本2位も世界選手権辞退

[ 2019年6月15日 16:38 ]

岡山県スケート連盟創立50周年の集いで、フィギュアスケートの高橋大輔(右)は小嶋光信会長から栄誉賞を授与された                             
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 10年バンクーバー五輪フィギュアスケート男子銅メダリストの高橋大輔(33=関大KFSC)が世界再挑戦を表明した。15日、地元倉敷市で行われた岡山県スケート連盟の創立50周年の集いに出席。終了後の取材で「去年は僕自身が世界に目を向けてスタートをしていなかった。今シーズンは制限を設けていない。世界に行けるのであれば、その気持ちに素直に、もともとその可能性があるかもと思ってスタートをしているので」と語り、来年3月の世界選手権(カナダ・モントリオール)を目指す考えを示した。

 昨季、4年ぶりに現役復帰。昨年12月の全日本選手権で2位になり、世界選手権代表に選出されたものの、辞退をした。

 世界選手権出場のためには、基本的に全日本選手権で上位に入る必要がある。今後の試合については「プログラムがまだできていなかったりするので。決まり切っていない」と語った。

 フリーは昨季の「ペール・グリーン・ゴースト」を継続。ショートプログラムは8月に振り付けに入る予定。今季は特別強化選手に選ばれたことで、全日本選手権の出場権を持っている。地方大会を勝ち抜く必要がないため、シーズン序盤に試合を組み込まず、ゆったりとしたスケジュールを組む可能性がある。

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