井上大仁 日本人トップの12位「久しぶりに止まってしまった」

[ 2019年4月16日 12:03 ]

ボストン・マラソンで12位だった井上(AP)
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 第123回ボストンマラソンは15日、米ボストンで行われ、ジャカルタ・アジア大会金メダルの井上大仁(26=MHPS)は日本人トップの2時間11分53秒で12位だった。上位入賞も期待されていたが、終盤に失速。「久しぶりに止まってしまった。めっちゃキツかったです」と苦笑いした。

 激坂のあるコースを“仮想・東京五輪代表選考会”と位置付けて臨んだが、世界の壁にはじき返された。「4強だと少しチヤホヤされたくらいで調子に乗ったらだめなんだと思い知らされました」と冷静に分析。「一つ越えた先にもう少し高いハードルがあった。でもこれを繰り返して強くなってきた。このきついレースを経験したら、普通のレースはいけると思います」と敗戦にも自信を深めていた。

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