照ノ富士「1年半で幕内戻る」 序二段48枚目転落、元大関の決意

[ 2019年3月4日 05:30 ]

朝稽古で、若い衆に胸を出す照ノ富士(右)
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 大関経験者で西序二段48枚目の照ノ富士(27=伊勢ケ浜部屋)が春場所へ向けて大阪市内の同部屋で朝稽古。「勝つのも大事だけど、7番全部取り切るのが大事だと思っている。周りは序二段だから優勝して当たり前と思っているけど、自分はそう思っていない」と復帰場所で皆勤を目指す考えを示した。

 昨年夏場所は途中休場。終盤に再出場したが白星を挙げずに終わった。その後、両膝を手術し糖尿病の治療にも取り組んだ。昨年名古屋場所から、今年1月の初場所まで4場所連続で全休。白星は十両だった昨年春場所以来、挙げていない。「1年半で幕内に戻ることを考えている。ここを乗り越えないと男じゃない」。過去に大関経験者が幕下以下で相撲を取ったことはない。前例のない挑戦が始まる。

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2019年3月4日のニュース