大坂なおみ 圧巻ストレート勝ちで日本勢25年ぶり全豪4強、世界ランク3位以内確定

[ 2019年1月23日 10:27 ]

テニス 全豪オープン第10日   大坂なおみ2―0エリナ・スビトリナ ( 2019年1月23日    オーストラリア・メルボルンパーク )

<全豪オープン>女子シングルス準々決勝でスビトリナにストレート勝ちし、自身初の全豪4強入りを決めた大坂なおみ
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 テニスの全豪オープン第10日が23日、オーストラリア・メルボルンで行われ、女子シングルス準々決勝で、世界ランキング4位で第4シードの大坂なおみ(21=日清食品)は、同7位で第6シードのエリナ・スピトリナ(24=ウクライナ)と対戦。6―4、6―1でストレート勝ちし、日本勢として94年の伊達公子以来25年ぶりの4強進出を果たした。今回の自身初の全豪4強入りで、28日発表の世界ランクで男女を通じて日本人歴代最高位の3位以内も確定した。

 第1セットは、大坂のサーブからスタート。互いにキープして迎えた第6ゲームからブレーク合戦に突入。大坂は同ゲームでブレークに成功するも、第7ゲームではミスを重ねてブレークバックを許した。第8ゲームもブレークしたが、第9ゲームはブレークバックされた。それでも、第10ゲームを強気の攻めでブレークし6―4で第1セットを先取した。

 第2セットも大坂ペースで試合が進んだ。第1ゲームをキープすると、第2ゲームをブレーク。さらに第3ゲームをキープしたのに続き、第4ゲームもブレークに成功。一気にゲームカウント4―0とリードした。第5ゲームもキープし、危なげなくこのセットを6―1で取って勝利した。

 日本勢として94年の伊達公子以来25年ぶりの4強入り。現在の世界ランクは4位で、錦織、伊達が記録した日本人最高位に並んでいたが、この日の勝利で、28日に発表されるランクで単独最高の3位以内になることも確定した。優勝すれば文句なし、決勝や準決勝で負けても他選手次第で1位の可能性がある。

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