白鵬 再出場の御嶽海に敗れ連勝ストップ 八角理事長「きょうの一番はかわいそうだな」

[ 2019年1月23日 19:58 ]

大相撲初場所11日目 ( 2019年1月23日    東京・両国国技館 )

<大相撲初場所11日目 幕内>御嶽海(左)が白鵬を土俵際に押し込む(撮影・大塚 徹)   
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 前日まで全勝で優勝争いのトップを快走していた白鵬が、再出場の御嶽海に敗れ初日からの連勝が止まった。

 手負いの御嶽海が一気に前に出てくるところを正面から受けて、そのままズルズル後退し土俵を割った。

 役員室で観戦した八角理事長(元横綱・北勝海)は「相手がケガをしている分、嫌だったんだろうね。向こうがどうくるのかというのがあって、集中できなかったのかな。きょうの一番はかわいそうだな。力を出し切れないというか。悔しいだろう。そりゃ(相手は)元気な方がいい」と話した。土俵下で見守った藤島審判長(元大関・武双山)も「白鵬はやりづらかっただろう。元気いっぱいで当たったんならいいけど、(相手が)どの程度でくるのか(分からない)というのがあったんだろう」と話した。

 白鵬はあすの12日目の結びで1差の玉鷲と対戦する。もし、敗れるようなことがあれば優勝争いはが然混戦ムードになってくる。八角理事長は「あしたの結果によって(今後の展開も)違うだろうけど、(白鵬の)優位は変わらない」と予想していた。

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