錦織 第2セット途中で棄権、右太腿など痛み「動けなかった」

[ 2018年4月26日 05:30 ]

バルセロナOP2回戦、第2セットの途中で棄権した錦織。左はガルシアロペス
Photo By 共同

 男子テニスのバルセロナ・オープンは25日、スペインのバルセロナで行われ、シングルス2回戦で世界ランキング22位の錦織圭(28=日清食品)は第2セットの第1ゲーム途中で棄権した。

 「ウオーミングアップの時から3カ所くらい痛く、ベストなパフォーマンスができなかった。一番は右太腿。どんどん悪くなって動けなかった」。マスターズ・モンテカルロ大会で準優勝を飾り、中2日で世界69位のギリェルモ・ガルシアロペス(34=スペイン)との初戦を迎えた。3試合連続フルセットなど激戦続きだった前週の疲労で、開始直後から満足にボールを追えなかった。

 第1セットは2度のブレークを許して3―6で落とし、第2セットの最初のポイントで「このままやっても勝てない」と棄権を決めた。「疲れからきていると思うので休めば治る。感覚はいいので体が100%の状態であれば、いいところまでいける」と今後のマスターズ2大会と全仏オープン(27日開幕)を見据えて次善の策を選んだ。

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