錦織マスターズ初制覇ならず 決勝でナダルにストレート負け

[ 2018年4月22日 23:19 ]

錦織圭(AP)
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 男子テニスのマスターズ・モンテカルロ大会は22日、モナコのモンテカルロで行われ、シングルス決勝で世界ランキング36位の錦織圭(28=日清食品)は同1位で第1シードのラファエル・ナダル(31=スペイン)と対戦。3―6、2―6で敗れ、4大大会に次ぐ格付けのマスターズ初制覇はならなかった。

 第1セット第3ゲームで先にブレークに成功したのは錦織。しかし、そこから“赤土の王者”ナダルが本領を発揮し、立て続けに3ゲームを連取。錦織は第1セットを3―6で落とした。

 第2セットは序盤からナダルが圧倒。第3、第5ゲームでブレークを許した錦織は、ラケットを地面に叩きつけるなどいら立ちをあらわに。流れを引き寄せられないまま5ゲームを連取され、2―6で2セット連取を許し敗れた。

 ナダルは同大会11度目の優勝を飾った。

 錦織は今大会、準々決勝で世界3位で第2シードのマリン・チリッチ(29=クロアチア)を撃破。準決勝では世界4位で第3シードのアレクサンダー・ズベレフ(21=ドイツ)を下し、マスターズでは16年7月以来の決勝進出を決めていた。

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2018年4月22日のニュース