小平　初マスターズは２８位「今の実力…また戻ってきたい」

マスターズ最終日 （ 2018年4月8日    米ジョージア州オーガスタ　オーガスタ・ナショナルＧＣ　７４３５ヤード、パー７２ ）

最終ラウンド、１０番でバーディーパットを決めた小平智。通算イーブンパーで２８位
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　２１位から出た小平智（２８＝Ａｄｍｉｒａｌ）は目標としていた６０台には届かず、４バーディー、４ボギーの７２で通算イーブンパーの２８位で初めてのマスターズを終えた。「今日は取りこぼしが多かった。今の実力と思ってまた戻ってきたい。リベンジしたい」と再挑戦を誓った。

　今大会の出場権獲得を目指し、年明けから海外を転戦してきた。「こっちだと戦略性があってホールに意味がある。ただ長くて難しいだけではない。いろいろ考えながらゴルフをして、めちゃくちゃ成長したと思う」と多くの難コースにもまれて貴重な時間を過ごした。「日本はただ５００ヤード以上のパー４を作ったりするが、こっちは１２０ヤードでもダブルボギーやトリプルボギーを打つホールが多い。考えさせられてゴルフが楽しい」とコース設計、セッティングの違いを肌で感じてきた。今後も海外での大会を指向しつつ、まずは日本ツアーでも戦いに戻る。「去年は最後に悔しい思いをしたので、そのリベンジをしたい」と来年のマスターズには日本の賞金王として戻ってくる覚悟を見せた。