女子ダブルス 高橋・半谷組が連覇 “同門対決”に完勝

[ 2018年4月9日 05:30 ]

スポニチ主催 第63回全日本女子選抜ソフトテニス大会 第2回全日本男子選抜ソフトテニス大会 ( 2018年4月8日    東京体育館 )

(左から)男子ダブルス優勝の上松・上岡組、女子ダブルス優勝の高橋・半谷組
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 女子ダブルス決勝は高橋乃綾・半谷美咲(どんぐり北広島)組が田辺恵理・小林美咲(同)組に5―1で完勝し、2年連続2度目の優勝を飾った。女子シングルスは尾上胡桃(日体大)が林田リコ(東女体大)を4―1で下し、5年ぶり2度目の頂点に立った。男子ダブルス決勝は上岡俊介(同大)・上松俊貴(早大)組が中本圭哉・鈴木琢巳(福井県庁)組を5―4で破り初優勝。男子シングルスは3人の総当たりで行われ、船水颯人(早大)が制した。

 <女子ダブルス>“同門対決”となった決勝で完勝し、高橋・半谷組が連覇を達成した。前に出続ける攻めの姿勢で圧倒。「ソフトテニス界を変える存在になりたい」との目標を掲げる高橋は「最近は高校生の試合でも私たちのようなスタイルが見られて、少しは影響力を持ってきたかな」と笑顔を見せた。屋内大会での連勝を継続中だが、「強いのはインドアだけと言われないように、屋外の試合でも勝ちたい」と半谷は力を込めた。

 <男子ダブルス>初コンビで臨んだ上岡・上松組が1―3から3連続でゲームを奪取し、熱戦を制した。事前練習ができず「ぶっつけ本番」(上松)で臨んだが、コート上で対話を絶やさずに攻略法を探して流れを引き寄せた。「会話が優勝の鍵だった」と話す上岡を1学年上の上松がリード。対戦相手のプレースタイルや屋内での戦い方についてアドバイスした。今季の初戦を最高の形で滑り出し、上松は「出場する大会で全部タイトルを獲るつもりで頑張りたい」と意気込んだ。

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2018年4月9日のニュース