宮里優作は出遅れ73位「平衡感覚が狂ってくる」

[ 2018年4月6日 10:22 ]

マスターズ第1日 ( 2018年4月5日    米ジョージア州 オーガスタ・ナショナルGC=7435ヤード、パー72 )

第1ラウンド、15番で第2打を放つ宮里優作
Photo By 共同

 昨季日本ツアー賞金王の宮里優作は、15番パー3で落とし穴にはまって5オーバーの73位に沈んだ。「最初のティーショットは凄く緊張した」と大会初出場の緊張感の中、14番までは1オーバーと耐えていた。ところが15番で2打目がグリーンを大オーバー。続く下りのアプローチは「練習ラウンドならワンクッションで(勢いが)食われていたが、グリーンが硬くて思いのほか食われなかった」とピンをオーバーして池に転がり込んだ。結局4オン3パットのトリプルボギーとして「あそこまでいいゴルフをしていたが、最後までつなぎきれないのがまだまだ」と流れを途切れさせてしまった。

 グリーン上でも苦しみ続け、パットのスコアへの貢献度を示すストローク・ゲインド・パッティング(数字が大きい方が良い)は―3・818で断然の最下位。「平衡感覚がだんだん狂ってくる感じ」と起伏の激しいオーガスタのグリーンに翻ろうされた。

続きを表示

2018年4月6日のニュース