V候補ダスティン・ジョンソン、観客の目をくぎ付けにした新しい「相棒」

[ 2018年4月5日 10:00 ]

ティーショットを放つダスティン・ジョンソン(USA TODAY)
Photo By 提供写真

 いよいよ開幕のマスターズ。優勝候補の筆頭は世界ランク1位のダスティン・ジョンソン(33=米国)だろう。今季は4試合でトップ10入りと、常に安定した成績を残している。優勝したセントリー・チャンピオンズの12番(パー4/433ヤード)で見せた、あわやホールインワンの430ヤードショットは観客の度肝を抜いた。その際、観客の目をくぎ付けにしたのが新しい「相棒」。テーラーメイドの新1W「M4」で、トゥ側上部とヒール側下部にねじれを発生させ、芯を外しても真っすぐ飛ぶように設計された革新的技術「ツイストフェース」が搭載された1Wだ。マスターズでは、ウエートを調整できる同シリーズの「M3」にスイッチし使用する予定だ。

 マスターズへ帰ってきたタイガー・ウッズ(42=米国)も同じ「M3」を使用し、課題だったティーショットが好転。今年1月からツアー復帰後、バルスパー選手権で2位、アーノルド・パーマー招待で5位に入るなど、調子を上げてきている。オーガスタでは可動式ウエートを活用し方向性重視のセッティングで臨むつもりだ。

 フェードヒッターに不利と言われるオーガスタでも「飛べば、関係ない」と豪語するジョンソンと、10年ぶりのメジャー15勝目を挙げ完全復活を遂げたいタイガー。2人が手にするドライバーにも注目だ。

続きを表示

2018年4月5日のニュース