NBA東地区の“頂上決戦”はラプターズが勝利 76ersは12連勝

[ 2018年4月5日 14:21 ]

16得点を挙げたラプターズのデローザン(AP)
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 NBAは4日に各地で6試合を行い、東地区1位のラプターズは地元トロントで2位セルティクスを96―77(前半43―33)で退けて56勝22敗。2015〜16年にマークしたチームのシーズン最多勝利記録に並んだ。

 このカードは今季2勝1敗。プレーオフでの東地区第1シード獲得までのマジックは残り4試合(ペイサーズ→マジック→ピストンズ→ヒート)で「1」となった。

 セルティクスは53勝25敗。ベンチから出たマーカス・モリス(28)が21得点を稼いだものの、チームは6連勝のあと連敗となった。

 東地区全体4位の76ersは敵地デトロイトでピストンズに115―108(前半65―49)で勝って48勝30敗。ジョエル・エンビード(24)とダリオ・シャーリッチ(23)の主力2人を欠きながらも12連勝を飾り、この日試合のなかった東地区全体3位のキャバリアーズとはゲーム差なしとなった。

 76ersは6日に地元フィラデルフィアでキャバリア―ズと対戦。13連勝を達成すれば、地区第3シードを視野にとらえることになる。

 ピストンズは37勝41敗となって、4試合を残した段階でプレーオフ進出の可能性が消滅。この結果、現在東地区全体で8位にいるバックスのプレーオフ進出が2季連続で確定した。

 西地区全体8位のペリカンズは地元ニューオーリンズでグリズリーズを123―95(前半65―53)で下して44勝34敗。イートワン・モーア(29)が7本の3点シュートなどで30得点、アンソニー・デービス(25)は28得点と12リバウンドを稼いで連敗を4でくい止めた。

 ペリカンズは7位ティンバーウルブスとは同率で、9位ナゲッツには1ゲーム差。ただしペリカンズはナゲッツに対して今季1勝2敗と負け越しており、同じ成績でレギュラーシーズンを終了すると、ナゲッツの方が上位となる。

 グリズリーズは21勝57敗。マーション・ブルックス(29)が25得点を記録したものの、チームは連勝のあと3連敗となった。

 <その他の結果>

ヒート(43勝36敗)115―86*ホークス(22勝57敗)

*マジック(24勝54敗)105―100マーベリクス(24勝55敗)

*レイカーズ(34勝44敗)122―112(延長)スパーズ(45勝34敗)

 *はホーム

 <プレーオフ進出が決まったチーム>

 ▼東地区(全チーム決定)=(1)ラプターズ(2)セルティクス(3)キャバリアーズ(4)76ers(5)ペイサーズ(6)ヒート(7)ウィザーズ(8)バックス)

 ▼西地区(残り5チーム)=(1)ロケッツ(2)ウォリアーズ(3)トレイルブレイザーズ

 カッコ内の数字は4日終了時点の地区順位

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