江原 両肩の痛みも優勝「目標タイムではなかったので悔しいが…ホッとした」

[ 2018年4月4日 05:30 ]

競泳日本選手権第1日 ( 2018年4月3日    東京辰巳国際水泳場 )

男子自由形400メートルで優勝した江原
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 両肩の痛みをこらえながら、江原が萩野を押さえて優勝した。派遣標準記録突破1号となったレースを終え「目標タイムではなかったので悔しいが、勝てて良かった。ホッとした」と胸をなで下ろした。200メートルのターンでは日本記録を1秒上回るハイペース。「萩野君に食らいつこうと思ったが結構リードしていた。あとは粘るだけだった」と不調のライバルを尻目に推進力を上げた。

 右肩は16年リオ五輪から、左肩は昨夏の世界選手権から痛みが続いている。痛み止めを打っても効かない状況で勝ち取った価値ある勝利にも「萩野君には25メートル差をつけられたこともあった。今は彼も頑張っているとき。一緒に中距離を頑張りたい」と“ナイト”らしい思いやりも見せた。

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2018年4月4日のニュース