世界選手権10位の富士急メンバーが帰国 スキップの小穴「収穫は多かった」

[ 2018年3月27日 18:01 ]

カナダでのカーリング女子の世界選手権を終え帰国した富士急の(左から)小穴、石垣、小谷優、小谷有
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 カーリング女子の富士急が10位だった世界選手権(カナダノースベイ)から27日、成田空港着の航空機で帰国した。

 通算5勝7敗で上位6チームによるプレーオフ進出はならず。スキップの小穴桃里は「全体な力不足を感じた」と初の世界選手権で見えた課題を口にしながらも「若いチームなので収穫は多かった。波があったので地力を上げていきたい」と前向きに話した。

 平昌五輪では銅メダルの「LS北見」の北海道なまりが話題になったが、富士急は小穴が山梨県、セカンドの石垣真央は北海道などと出身がバラバラ。試合中は、それぞれの方言が飛び交い、石垣がよく発する「おささる(押せる、押される、押されてしまうなど微妙なニュアンスを伝える北海道弁)」はメンバーみなでよく使うという。

 5月の日本代表決定戦ではアウェーで「LS北見」と対戦する。小穴は「ランキングも上だが、できることを一つ一つクリアしたい。コミュニケーションを取ってショットの精度を向上させて、結果につなげられたら」と意気込み。サードの小谷優奈も「世界選手権での経験を試合に生かして、勝ちたい」と健闘を誓った。

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2018年3月27日のニュース