塚原直貴氏、ボルトに0・01秒差!引退後も「マッスルメモリー」発揮

[ 2018年3月25日 13:20 ]

10メートル走に挑んだ塚原直貴氏
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 北京五輪陸上4×100メートルリレー銀メダリストの塚原直貴氏(32)が25日、大阪市内で開かれた体験型スポーツイベントのトークショーに登場した。

 2021年に関西で開催される「WORLD MASTERS GAMES」を盛り上げるイベント。MCのピン芸人・たむらけんじ(44)から昨年の現役引退後の展望を問われ、「20年の東京五輪・パラリンピックへの協力や、こういう大会に出るとか、楽な意識で目標を立てて着地点を見つけたい」と話した。

 また、現在も「まだマッスルメモリーがありますから」とフィジカルに自信をみせた塚原氏は、場内で実施されていた10メートル走に参加した。北京五輪男子100メートル決勝でウサイン・ボルトは1秒85、16年の日本選手権男子100メートル決勝で桐生祥秀が1秒90といった10メートル走の参考記録が告げられ、気合満々で出走。ボルトに0・01秒差まで迫る1秒86を記録し、沸かせた。

 だが、走りが軽やかすぎてかゴールを認識するセンサーが反応せず、測定不能を連発した末にようやく出た好タイム。「まさか4本も走ると思わなかった」と、苦笑いだった。

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