ロケッツが7連勝 延長でピストンズに辛勝 76ersは6季ぶりに勝率5割以上が確定

[ 2018年3月23日 15:52 ]

チームを勝利に導いたロケッツのハーデン(AP)
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 NBAは22日に各地で6試合を行い、西地区全体首位のロケッツは地元ヒューストンで延長の末にピストンズを100―96(前半48―50、延長12―8)で下して7連勝で58勝14敗。10試合を残した段階で、1993年シーズンに樹立したチームの年間最多勝利数に並んだ。

 得点部門でトップ(31・0)に立っているジェームズ・ハーデン(28)は放った8本の3点シュートをすべて失敗。フィールドゴール(FG)の成功数は20本中4本のみで21得点にとどまったが、延長では1人で10得点を挙げて勝利に貢献した。

 ロケッツは主力ガードのクリス・ポール(32)が左太腿の故障で欠場しながら、ここ25戦で24勝目。西地区全体2位のウォリアーズに4・5ゲーム差をつけ、プレーオフ全体におよぶホーム・アドバンテージ取得へのマジックは「6」となった。

 東地区全体9位のピストンズは32勝40敗。ブレイク・グリフィン(29)が21得点、10リバウンド、10アシスト、アンドレ・ドラモンド(24)が17得点と20リバウンドを稼いだが勝利には結びつかず、同8位バックスとのゲーム差は「5・5」に広がった。

 東地区全体4位まで浮上した76ersは敵地オーランドでマジックを118―98(前半70―49)で退けて41勝30敗。5連勝を飾って6季ぶりに勝率5割以上が確定した。

 球宴に出場したジョエル・エンビード(24)は17得点と9リバウンドをマーク。東地区全体3位のキャバリアーズとは1ゲーム差となった。

 3連敗のマジックは21勝51敗。ここ9戦では8敗目を喫した。

 ペリカンズは地元ニューオーリンズでレイカーズに128―125(前半71―73)で競り勝って43勝30敗。アンソニー・デービス(25)が33得点をたたき出してチームの4連勝に貢献し、西地区全体の4位に再浮上した。

 西地区全体11位のレイカーズは4連敗で31勝40敗。同8位ジャズとのゲーム差は残り11試合で「9・5」に広がり、プレーオフ進出は絶望的となった。

 <その他の結果>

*ホーネッツ(32勝41敗)140―79グリズリーズ(19勝53敗)

*キングス(24勝49敗)105―90ホークス(21勝51敗)

ジャズ(41勝31敗)119―112*マーベリクス(22勝50敗)

 *はホーム

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