貴源治　貴乃花親方が告発状取り下げ意向で「自分もおやじのために」

＜大相撲春場所１３日目＞貴源治（左）は寄り切りで臥牙丸を破る
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　大相撲春場所１３日目が行われ、十両東十枚目の貴源治（貴乃花部屋）が同５枚目の臥牙丸（木瀬部屋）を一蹴して６勝目を飾った。１９８キロの巨漢を力で押し込み２日ぶりの勝利。崖っぷちに立たされている中、「車イスに乗る覚悟して立ち合い当たりました」と頬を緩ませた。

　この日、師匠の貴乃花親方が暴行問題を起こした双子の兄・貴公俊について「寛大な措置をお願いしたい」として、内閣府への告発状を取り下げる意向を示した。弟子らとともに再出発することを表明した師匠の気持ちを受け、貴源治は「自分もおやじのために（頑張ります）」と神妙な面持ちで話した。