貴乃花親方 告発状を取り下げる意向「貴公俊に寛大な措置をお願いしたい」

[ 2018年3月23日 14:23 ]

<大相撲春場所13日目>役員室に入る前に報道陣の取材に応じる貴乃花親方
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 大相撲の貴乃花親方(45=元横綱)は23日、「すべてをゼロにする」と内閣府への告発状を取り下げる意向を示した。

 以下、貴乃花親方との一問一答。

―告発状を取り下げるのか

 そのあたりは法律の先生と話してから。すべてをやり直して一兵卒として出直して精進したい。

―きっかけは

 将来ある身、貴公俊が不祥事を起こして師匠として私の責任もある。貴公俊に寛大な措置をお願いしたいという思い。

―自分自身の処分は

 私は一兵卒として出直し、微力ながら協会の皆さんに協力したい、努力したい。

―一連のことで協会からは

 質問があれば答えたい。

―まだ協会には言ってないのか

 はい。

―弁護士は、取り下げると?

 まだ分からない。ただ、すべてをゼロにする。これは私の意思です。

―弁護士に言ったのはいつ

 今朝です。法律的なことは弁護士の先生に聞いていただくのがよろしいかと思います。

―貴公俊の寛大な措置は、協会に直接お願いするのか

 これからも育てていきたいと思っているので、お願いをするつもりです。

―年寄会には出席するのか

 出席いたします。

―経過の説明をするのか

 丁寧にお答えしたいと思います

―自身の処分については?

 私は一兵卒として出直します。

―内閣府への告発を取り下げるということか

 すべてゼロにします。私としては、貴公俊に今後も相撲道を歩ませたい思いです。

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