納谷 序の口V王手 大物感漂わせ「元々Vする気でいた」

[ 2018年3月21日 10:00 ]

序ノ口優勝に王手をかけた元横綱大鵬の孫、納谷
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 大相撲春場所11日目が行われ、元横綱・大鵬(故人)の孫で序ノ口18枚目の納谷(17=大嶽部屋)が全勝を守った。三段目経験のある序ノ口筆頭の夏野登岩(かやといわ、26=湊部屋)との全勝対決を制して単独トップに躍り出た。

 立ち合いで横へ動いた相手に突っ込んで大きな体で一気に前に出て吹っ飛ばした。夏野登岩が土俵下に落ちると「ゴ〜ン」という鈍い音が場内に響いた。涼しい顔の納谷は「きょうもしっかり攻めれた。全然問題ない」と余裕しゃくしゃく。優勝に王手をかけ「優勝は元々する気できた。一番一番、自分の相撲を取れれば」と意欲を見せた。

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2018年3月21日のニュース