さくら 男子下部ツアー参戦、活性化へ「予選通り盛り上げる」

[ 2018年3月21日 05:30 ]

横峯さくら
Photo By スポニチ

 元賞金女王の横峯さくら(32=エプソン)が、男子下部のAbemaTVツアーに乗り込む。日本ゴルフツアー機構(JGTO)は20日、開幕戦のNovilカップ(30日〜4月1日、徳島・JクラシックGC)に横峯が主催者推薦で参戦することを発表した。09年に国内女子ツアーで賞金女王に輝いた横峯にとっては初の男子ツアー出場。「出るからには予選を通りたいし、大会を盛り上げる一人になれればと思っています」と意気込みを語った。

 JGTOによると、女子が下部ツアーも含めた男子ツアーに出場するのは9年ぶり7人目。05年12月の男子ツアー開幕戦、アジア・ジャパン沖縄オープンに出場した宮里藍は、2日間で棄権者を除いて最下位となる通算16オーバーの120位に終わるなど、過去6人は全て予選落ちしている。

 海外では、女子でメジャー通算10勝のアニカ・ソレンスタム(スウェーデン)やミシェル・ウィー(米国)が米男子ツアーなどに挑んだ例がある。

 昨季で米ツアーのシードを失った横峯は今季から主戦場を日本に戻した。開幕2戦目のヨコハマタイヤPRGRレディースでは3位に入っている。男子ツアー参戦の理由を「ゴルフ業界の活性化に貢献できれば」と説明。「優勝を目指して頑張ります」と軽やかに目標を掲げた。

続きを表示

2018年3月21日のニュース