負の連鎖が続く角界 昨年の日馬暴行事件以降毎月のように「不祥事」

[ 2018年3月18日 21:29 ]

負の連鎖が止まらない…左から日馬富士、大砂嵐、貴公俊
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 大相撲十両・貴公俊(貴乃花部屋)が春場所8日目(18日)の取組後に付け人に暴行を加えた問題が発生し、角界に再び嵐が起きている。昨年の日馬富士暴行事件以降、毎月のように「不祥事」が発覚。負の連鎖に終わりは見えない。

 (1)17年秋巡業中の10月に元横綱・日馬富士が鳥取県内で貴ノ岩に暴行して後に引退すると、(2)立行司・式守伊之助が同年冬巡業中の12月に、若手行司を部屋に連れ込みセクハラ行為。3場所出場停止後の引退が決定した。

 今年に入ってからも立て続きに事件が発覚。(3)18年1月には、長野県内で十両・大砂嵐が無免許運転。無期限自宅謹慎処分を受け春場所で引退し、(4)10代の現役力士が16年11月の九州場所中に起こしていた女性への行為で、1月に書類送検されていたことが2月に発覚した。(5)17年9月末から今年1月にかけて峰崎部屋で、兄弟子が弟弟子を数回殴っていた。示談が成立し場所後に処分検討することになった。

 日馬富士の暴行問題から約5カ月。短期間でこれだけの問題が起きている角界の未来はいかに。

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2018年3月18日のニュース