暁斗 惜しい2位 W杯複合、日本勢最多シーズン7勝お預け

[ 2018年3月14日 05:30 ]

W杯複合個人第17戦 後半距離で力走する渡部暁
Photo By 共同

 ノルディックスキーW杯複合個人第17戦は13日、ノルウェー・トロンヘイムで行われ、個人総合1位で平昌五輪個人ノーマルヒル銀メダルの渡部暁斗(北野建設)は惜しくも優勝を逃した。

 両親と平昌五輪フリースタイルスキー女子ハーフパイプ(HP)代表の妻・由梨恵が応援に駆け付けた中、前半飛躍(ヒルサイズ=HS140メートル)でK点(124メートル)を大きく越える132メートルを飛び、139・5点で首位に立った。しかし2位に12秒差をつけてスタートした後半距離(10キロ)で、平昌五輪金メダルのエリック・フレンツェル(ドイツ)と5キロすぎから一騎打ちとなり、最後に競り負けた。今季10度目の表彰台となったが、荻原健司を上回る日本勢最多のシーズン7勝目は持ち越しとなった。

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2018年3月14日のニュース