平昌冬季パラ開会式 日本選手団、村岡を旗手に入場行進

[ 2018年3月9日 20:49 ]

平昌冬季パラリンピックの開会式で、旗手の村岡桃佳を先頭に入場行進する日本選手団
Photo By 共同

 平昌冬季パラリンピックは9日夜、開会式が行われ、10日間の障害者スポーツの祭典が幕を開けた。2014年ソチ大会の6個を上回るメダル獲得を目指す日本選手団は、アルペンスキー女子座位の村岡桃佳(早大)を旗手に入場行進した。

 競技がスタートする10日はアルペンスキーの滑降が行われ、男子座位で2連覇を狙う狩野亮(マルハン)や森井大輝(トヨタ自動車)、村岡らが登場する。パラアイスホッケーの日本は1次リーグ初戦で韓国と対戦し、バイアスロンも日本勢が出場する。

 パラアイスホッケーの日本は9日、江陵ホッケーセンターで最終調整した。ノルディックスキー距離、バイアスロンの日本勢も調整し、2大会ぶりのメダルを狙う距離男子立位の新田佳浩(日立ソリューションズ)は平昌での初練習を行った。

 今大会はスノーボードが独立した競技として新たに加わり、6競技80種目が行われる。日本勢は車いすカーリングを除く5競技に38選手が出場。メダル量産を狙うアルペン勢のほか、スノーボード男子下肢障害の成田緑夢(近畿医療専門学校)らもメダルを目指す。

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