平昌パラ開会式、予定時刻になってもNHK中継始まらずネット騒然

[ 2018年3月9日 20:05 ]

開幕を前に濃霧に覆われる平昌冬季パラリンピックの開会式場
Photo By 共同

 平昌冬季パラリンピックは9日午後8時(日本時間同)から五輪スタジアムで開会式が行われ、10日間の熱戦が幕を開けた。

 開会式の中継を担当するNHKでは開会式に先立って午後7時半から放送を開始する予定だったが、予定時刻を過ぎても中継は始まらず。午後7時半終了予定だった「ニュース7」(月〜日曜後7・00)がそのまま放送され、7時40分過ぎから始まった佐川宣寿国税庁長官の辞任についての麻生太郎副総理の会見が生中継され、スタジオでの解説と続いた。

 画面上には再三に渡って「パラリンピック開会式の時間ですがニュースを続けます」とのテロップが流され、ツイッター上では「楽しみにしてたのに」「開会式に食い込んだらどうする?」「会見はいいから開会式を放送しろよ!!」「こういうときこそサブチャンネルの出番じゃないのかNHKさん」などと怒りの声が。

 その後、「パラリンピック開会式は7時59分から放送します」とテロップが流れ、その言葉通りに午後7時59分から開会式の放送開始。スタート1分前に何とか間に合う形となったが、ツイッターでは「始まる前のワクワクした中継とかも楽しみだったんだよー。なんてこと!」「パラリンピックに対する姿勢がよく分かった」などと嘆く声も見られた。

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2018年3月9日のニュース