ジョージ・ワシントン大は逆転負けで終戦 渡辺雄太は11得点も最後は捻挫でプレー断念

[ 2018年3月9日 13:47 ]

 全米大学男子バスケットボールのアトランティック10トーナメントは8日、ワシントンDCで2回戦の4試合を行い、第11シードのジョージ・ワシントン大は第6シードのセントルイス大に善戦したが、63―70(前半32―21)で敗れて準々決勝には進出できなかった。

 渡辺雄太(4年)は2日連続となった試合で奮闘。30分出場して11得点、3リバウンド、3ブロックショットをマークし、いったん逆転を許した後半の11分5秒には同点の3点シュートを決めた。しかし12分17秒、速攻からのプレーで右足首を捻挫してダウン。テーピングをしたものの、コートへ戻ることはできなかった。

 香川・尽誠学園高から留学した渡辺はジョージ・ワシントン大で通算134試合に出場。平均得点は7・4→8・4→12・2→16・3と進級するたびに成績は向上していった。4年間の平均は10・9点、4・5リバウンド、1・5アシスト、1・1ブロックショット。フィールドゴールの成功率は42・5%、フリースローの成功率は78・8%、3点シュートの成功率は33・7%で、ジョージ・ワシントン大は今季15勝18敗で全日程を終えた。

 なお14校が所属するアトランティック10のカンファレンス・トーナメントはこの日までにベスト8が確定したが、第9シード以下で勝ち残ったチームはいなかった。

 第1シードのロード・アイランド大、第2シードのセント・ボナベンチャー大、第3シードのデビッドソン大、第4シードのセント・ジョセフ大は10日の準々決勝がそれぞれトーナメントの初戦。ジョージ・ワシントン大に勝ったセントルイス大は、NBAウォリアーズ、ステフィン・カリー(29)の母校、デビッドソン大と対戦する。

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2018年3月9日のニュース