羽生、青いバラの前で表情一変 意識の高さに中居感嘆「スターだね…」

[ 2018年3月5日 20:37 ]

金メダルを手に笑顔の羽生結弦
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 テレビ朝日系のスポーツ特番「中居正広のスポーツ!号外スクープ狙います!」が5日、3時間スペシャルとして放送され、平昌冬季五輪に出場したアスリート24人が出演。平昌五輪キャスターで番組MCの中居正広(45)とトークを繰り広げた。

 フィギュアスケート男子シングルで66年ぶりとなる五輪2大会連続金メダルを獲得した羽生結弦(23=ANA)はスタジオではなくVTRで登場。写真家で映画監督の蜷川実花さん(45)が羽生を撮影し、雑誌「AERA」の表紙を飾った際の撮影秘話が明かされた。

 羽生の背景用に用意されたのは一面青いバラの見事なセット。一目見て「すごいですね」と気に入った様子の羽生に、蜷川さんは羽生を撮影する時には花の前で撮りたいと思っていたそうで「青いバラだとイメージに合う」と打ち明けた。

 その理由として「この世のものじゃない感じを出せたら」と現実世界には存在しない青いバラの前で撮影することにこだわったという蜷川さんは「ずっと撮りたかったの。すごいうれしいです」と興奮気味。そして、いざ撮影が始まると、それまでにこやかで穏やかだった羽生の表情が一変した。鋭い眼差しをカメラに向ける羽生。その切り替えの速さと集中力、プロ意識の高さには、VTRを見ていた中居が思わず「スターだね…」と感嘆の声を挙げるほどだった。

 撮影を終えると羽生は「アスリートだということを忘れさせていただけるようなシーンでした。自分が人形になった気分でした」と振り返り、「目で何を訴えられるか、何を表現できるかを考えました」とその思いを明かした。

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2018年3月5日のニュース